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めい

2018.05.16

めい

【飛鳥地方イメージソング②空気感を表現したメロディー】

2017年の夏、飛鳥地方(橿原市・高取町・明日香村)のイメージソングの募集がされ、国内外から(遠くはノルウェーからも)105曲もの応募がありました。最優秀賞に輝いたのは明日香村在住の音楽プロデューサー、尾﨑あゆみさんが作詞・作曲された『みんなのあたか』です。

前回の記事【飛鳥地方イメージソング①応募作品に込められた地域愛】でご紹介しましたが、聴いていただけましたか?

まだの方はこちらから試聴できます↓曲をBGMに読み進めていってくださいね。

飛鳥地方イメージソング『みんなのあたか』

 

取材当日は晴天でとても気持ちの良い気候だったので、明日香の風景を見ながらお話を伺いました。

尾﨑さんは「住んでいるからこそ伝えられる思い」「地域に貢献したい思い」から応募されたそうですが、その思いを伝える術を熟知しているからこそ受賞につながったのではないでしょうか。

そう感じたのは、音楽の持っている力について話された時。

「音楽を聴いて、思いが浮かぶ、風景が浮かぶ、文字が浮かぶ。そこから嬉しい、楽しい、癒される、哀しい色んな感情がさらに広がっていく」音楽の持っている力を全力で信じ、愛おしいと思っているのが伝わってきました。

尾﨑さんは二十数年来音楽の仕事に携わっていて、普段は自ら設立した大阪の会社で歌手への楽曲の提供やCMの曲作り、音楽の専門学校の講師など音楽に関わることであればあらゆることをこなし、常に音楽の中で生活されています。全国のスポーツジムで使われている尾﨑さんが作曲した曲が収録されたDVDは、なんとオリコン1位を獲得。現在は子育て中という事もあり、明日香村での在宅の仕事をメインに音楽プロデューサーとして活動中です。日頃から音楽の力を体感されているのでしょうね。

飛鳥地方イメージソング『みんなのあたか』のメロディーは、割合スムーズに出来たそうです。都会にはない空気感、突き抜ける空をイメージしたメロディー。飛鳥地方に来られた方が「ここは空気が違う」と話しているのをよく耳にしていたことが心に残っており、また尾﨑さん自身も住んでいて感じる心地よい時間の流れ、遮るものが何もない爽快さを表現されました。

サビの部分ができたら後はAメロ、Bメロ……素人の私では分からないさまざまなプロの技で完成されたそうです。
歌手も尾﨑さんがこの人の声ならイメージにピッタリだと指名して録音し、応募作品として提出。見事イメージソングに選ばれました。

通常なら選考後、主催者側で手直しなどが入るようですが、全く無かったそうで、そのまま採用。歌手もそのまま、Fujikoさんで決定。Fujikoさんは様々な声色を持っていて曲のイメージに合わせて使い分けられるそうです。

 

流行にとらわれない、いつの時代にも合うメロディ、口ずさみやすく親しみやいメロディ、懐かしさを感じるメロディ、そんな思いも込めたこの『みんなのあたか』。尾﨑さんはこれから長く長く世代を超えて歌ってもらいたいと話されていました。

みんなのあたか、あたか~ふふふふふ~♪と鼻歌しながら、今日もゆるりと時間が過ぎていきます。

次回は、家族でつくりあげた作詞についてです。

飛鳥地方イメージソング『みんなのあたか』は
飛鳥広域行政事務組合ホームページからもダウンロードできます。

 

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