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めい

2018.05.23

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【飛鳥地方イメージソング③ダブル・ミーニングの歌詞】

飛鳥地方(橿原市・高取町・明日香村)のイメージソング『みんなのあたか』の作詞・作曲をされた明日香村在住の音楽プロデューサー、尾﨑あゆみさんに、歌詞への思いについてお伺いしました。メロディーへの思いはこちらから【飛鳥地方イメージソング②空気感を表現したメロディー】

飛鳥地方イメージソング『みんなのあたか』

 

飛鳥地方イメージソングのメロディーは比較的スムーズにできたそうですが、歌詞は少し苦労されたそうです。

歌詞の中で3市町村の魅力を平等に伝えようとしましたが、橿原神宮の紹介のフレーズがなかなか出てきませんでした。そんな時、いつも通り家族で食卓を囲んでいると、優しいお義父様が「わしらの小さいころから橿原神宮は、『神武さん、神武さん』って言われて、飛鳥地方の地域のみんなに親しまれてきた。この地域の守り神だよ。」と。その瞬間、尾﨑さんのアタマに『神武さんを祀る橿原神宮』というフレーズが浮かびました。

また、「サビの部分で何か口ずさみやすい言葉はないかなぁ?」と思いあぐねていたところ、ご主人がさらりと「飛鳥地方のことをそれぞれの市町村の頭文字を並べて『あたか』って言うよ」と。(飛鳥地方のマスコットキャラクターとして『あたかちゃん』という3市町村の地図から抜け出した妖精のゆるキャラもいます。)

夕食の準備をしていた尾﨑さんの手が止まります。一緒に作っていた明るいお義母様が「みんなが口ずさむことの出来る歌がいいね!」と。

続けて、近くで宿題をしていた娘さんが「そうそう、石舞台へみんなで行ったよね。ほかにもいろいろみんなで行きたいね!」と。

そんな家族の会話を聞きながら、尾﨑さんのアタマに「これだ!」とサビのフレーズとなる『みんなのあたか』が舞い降りてきたそうです。

尾﨑さんは「家族みんなで作りあげた歌詞です。」と、にこやかに話してくださいました。

『みんなのあたか』の歌詞には、ダブル・ミーニング(二つの意味合い)があるそうです。

ひとつは、観光PRとしての外向けのメッセージ。

もうひとつは、尾﨑さん自身も含めた住んでいる方々に向けた、内向けのメッセージ。

飛鳥地方の観光スポットを魅力的に紹介しながら、地域住民の方々にも、あたり前に過ごしている自分たちのふるさとの魅力を再認識してもらいたい。そんな思いが込められています。

飛鳥地方に移り住んで7年の私には、「古き良き」が時には大変な事もありますが、「だからこそこんなに心に響く曲なんだなぁ」とあらためて思いました。

「地域の内外を問わず、飛鳥地方をふるさとと感じ、このまちに愛着をいだいて、みんなで力合わせて守っていきましょう」

尾﨑さんのあたたかな力強い想い(メッセージ)を感じます。

「曲を通して飛鳥地方、ふるさとへの想いを深く持って頂けたら。『みんなのあたか』を聴いてもらって、ふと口ずさんで頂けたら、ありがたいです。」と、尾﨑さん。

作詞、作曲中は、聴いて頂ける方の心に響くだけでなく、口ずさんで歌っている頂ける方の心にも響く曲作りを目指されたそうです。

最後に、「この歌がみんなに愛され、世代を超えて歌い継がれて行って頂けたら、これほど嬉しく、光栄なことはありません。」と話してくださいました。

私も今一度、自分の住んでいる飛鳥(まち)に思いを馳せながら、今日もゆるりと時間が過ぎていきます。

次回は、もうひとつの、かわいらしい歌のお話です。

 

飛鳥地方イメージソング『みんなのあたか』は
飛鳥広域行政事務組合ホームページからもダウンロードできます。

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